クルマに精通している方ならご存知かと思います、1ナンバー。
普段の生活であまり気にして見たことがないかもしれませんが、
実はナンバープレートって色々な意味を持っているんです。
そのなかでも、今回は「1ナンバー」というものについて解説していきたいと思います。
この記事を最後まで読んだら、
ちょこっと街中を走るクルマのナンバープレートを気にして見て下さい。
少し見方が変わるかもしれませんよ。では参りましょう。
そもそも1ナンバーとは?
ランドクルーザーやハイエースなど、
大きめの車種を購入する際に「1ナンバーにするか3ナンバーにするか」といった選択をする必要があります。
どちらを選んでもクルマを運転することは可能なのですが、
選ぶナンバーの種別によって税額が大きく異なります。
1ナンバーを装着しているクルマは「普通貨物自動車」として登録されており、
毎年春にやってくる自動車税が3ナンバーと比べて約3分の1で済むという大きなメリットがあるのです。
また「1ナンバーのクルマは普通免許で運転できるの?」と度々聞かれますが、
普通免許で運転できるのは
と定められているため、
規定内の車種であれば普通免許でも運転することが可能ということです。
1ナンバーにするデメリットは?
もちろん「税金が安くなる」といったメリットばかりではありません。
1ナンバーにすることで
などのデメリットがあります。
そのなかでも最も注意したいのが【車検が年に1回必要になる】ということ。
1ナンバーのクルマは“貨物車として仕事で使われる”と想定され、
自家用車より走行距離が伸びるという風に考えられています。
もちろん走行距離がかさむ分、車体本体の劣化が早まると想定されるため、
1年に1回の車検が必要になるということです。
日本国内を走るトラックが1年に1度車検を受ける必要があるので、
同じ扱いになるということです。
また、1ナンバーだからといって車検費用が安くなるわけではないので、
万が一1ナンバー登録を行う場合は、事前に料金シミュレーションすることをおすすめします。
ただし、ほとんどの場合で、春の税金が大幅に安くなるため、1ナンバーにするメリットが大きいという訳です。
面倒でなければ1ナンバーの方がランコスは抑えられる
今回は1ナンバーについて解説させて頂きました。
大型SUVやワゴン車など、荷台が大きい車種であれば1ナンバー登録をすることができます。
1ナンバーにすることでランニングコストを抑えることができ、経済的に大きなクルマに乗ることができます。
しかし、デメリットももちろんあるので、ご検討の際にはしっかりとお考え頂くようお願いします。
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