
「クルマで水の上を走ることができたら…」
子供の頃にそんなことを思った記憶があります。
映画の世界で水陸両用車は見たことがあるかもしれませんが、実際この目で見たという方は限られるはずです。基本的にトヨタや日産などから発売されているクルマは陸地専用。水上を走るクルマが発売された!なんて話は聞いたことがないと思います。
また、軍用車などであれば水陸両用車は目に知ったことがあるかもしれませんが、個人では購入することができません。
しかし、この広い世界には個人で購入することができる水陸両用車が存在するのです。今回は、そんなことをテーマにご紹介していきたいと思います。
軽自動車と同じくらい!?意外と安い水陸両用車
日本で購入することができる水陸両用車の有名どころとして「水陸両用車6輪バギー MAX」というクルマが存在しています。
6輪バギーであるため、舗装された道路や砂利道はもちろんのこと、山道などの険しい場所や砂浜も難なく走行することができます。もちろん、水陸両用車なので、水上を走行することができ、海水・淡水の両方で走らせることができます。
また、このMAXの驚くべき点はその価格。170万円台から購入できる上、2人乗り〜4人乗りのモデルがあるため、個人でも低価格で購入することができます。
また、車両重量も300kgと非常に軽いため、水上でも沈む心配がなく運転を楽しむことができます。
海外には富裕層向けのハイスペックモデルもある!

やはり世界に目を向けるともっとたくさんの水陸両用車が存在しています。
アメリカにある「Water Car」という会社が開発した水陸両用車「PANTHER(パンサー)」は、ホンダ製の3.7L VTECエンジン(305馬力)を搭載しています。
ちなみに現行のホンダNSXには3.5L V6エンジンが載っています。つまり、バカでかいエンジンを踏査した水陸両用車ということ。
スピード重視で造られたクルマではないものの、水陸両用車としてはトップクラスのスピードを誇り、陸上で137km/h、水上では72km/hという驚異の速さで走行することができます。
しかし、その価格もぶっ飛んでおり、およそ1,100万円〜2,200万円といった私たちには手の届かないような値段で販売されています。
このスペックでこの価格、ましてや水陸両用ということなので、陸に上がれるクルーザーを買うようなイメージかもしれません。
購入は難しい…だったら観光用の水陸両用車!
いかがでしたか?水陸両用車、欲しいと思いましたか?
とは言え、やはり購入費用や維持費を考えると買うというのは現実的ではありません。
それでも乗ってみたいという方は、ぜひ水陸両用バス「ダック」を試してみてはいかがでしょう?国内であれば東京でも乗ることができますし、ハワイやグアムなどのビーチリゾートでもツアーの一環として体験することができます。
ぜひご興味ある方は、一度ご乗車してみてはいかがでしょうか?
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