アウディはA8というセダンモデルの最高級クラスを販売しています。
アウディが販売している車の中でも最も高いクラスに該当するA8は、
今年フルモデルチェンジが行われます。
このフルモデルチェンジされたA8が、
日本では10月からアウディジャパンなどを通じて購入可能となっています。
基本的に海外ですでに販売されているアウディA8と同じ性能を持っていますが、
一部の性能が異なっています。
一番の違いは自動運転システムという部分で、
日本の法整備に対応できなかったという問題を抱えているのです。
アウディA8には自動運転システムが搭載される予定だった
日本で販売されるアウディA8にも、
海外で利用されている自動運転システムが採用される予定でした。
自動運転システムについてはレベル3を予定し、
条件付きで自動運転が行えるようにシステムを構築しました。
ところが、日本の法整備に対応できず、
自動運転システムは利用できない設定となりました。
海外で販売されているタイプは自動運転システムに対応していますが、
日本では自動運転システムに関連する法整備に対応できず、
日本で販売されるアウディA8は機能を封印して販売する結果となりました。
ただ、自動運転システムに利用できるセンサー類は全てそのまま活用できます。
自動運転システムが使えなかったとしても、
安全性という部分でセンサーを利用できるよう、
アウディA8はセンサーについてはそのままの機能を維持する形となりました。
ただ自動運転システムについてはどのような方法を使っても起動できず、
アウディA8の自動運転は先延ばしとなったのです。
アウディA8は価格も高いがあらゆる部分で最適化も図られる
アウディA8は、これまで利用していた車体から大幅に軽量化を図りました。
同時に軽量化に合わせて剛性の最適化が行われ、
軽量化した部分が衝撃に弱くならないように剛性が向上されました。
軽量化を実現させた点として、
カーボンファイバーを使った強化プラスチックを採用した部分があり、
他の素材よりも軽くて丈夫なので軽量化と剛性アップが図られたのです。
ただ、カーボンファイバーは高価な素材です。
他の部分にも贅沢なシステムや素材を利用して結果、
アウディA8の価格は1140万円からと高額になりました。
ただ、アウディA8というのはシリーズを通じて高額な車として販売されていたので、
購入したいと考える方は1000万円を超える価格でも購入することでしょう。
最上位モデルには460馬力を実現した4リッターのエンジンが搭載されています。
このモデルは1640万円とかなり高いものの、
アウディがモータースポーツ等で培った技術を堪能できる車に仕上がっています。
コメントを書く