
“世界で最も過酷”と称されるスプリントレース『BAJA 1000(バハ1000)』をご存知ですか?
レースもしくはクルマ好きの方ならご存知かも知れませんが、
「初めて聞いた!」なんて方も少なくないはずです。
50年以上の長きに渡って世界中のファンを熱狂させてきた歴史あるレース。
本日はそんなBAJA1000について詳しくご紹介させて頂きたいと思います!
不眠不休で競われる偉大なる草レース それがBAJA 1000
『BAJA 1000』は、南米メキシコのバハ・カリフォルニア州にて毎年11月に開催される長距離レースです。
バハ・カリフォルニア半島を舞台としたこちらのレースは、
参加者するマシンのうち半数以上が途中でリタイアするほどの過酷なレース。
その理由としてコースの大半が砂漠であるため、
コースの全長が1,000マイル(約1,600km)と長距離、
不眠不休で昼夜通してレースが行われるなど、
その過酷さは“世界一”と言わしめるほどの折り紙つき。
ドライバーやナビゲーターは一人ではなく途中で交代しても良いとされているが、
あえて一人でチャレンジするツワモノもいる壮絶かつ過酷なレースです。
参加者は世界のトップレーサー1,000人以上 20万人もの観客で埋め尽くされる
BAJA 1000は世界中から集まったレーサー1,000人以上にも及ぶレーザーと250を超える車両、
大会期間中は20万を超える観客で溢れかえる大型レースイベントです。
日本人選手の参加もしばしば見受けられますが、
概ねアメリカやメキシコを中心とした南米出身者がほとんどです。
また、参加者の中には「一生に一度の大冒険だ!」と言って意気込む者もいるようです。
日本ではお目にかかれないラジコンカーのような車両の面々
引用元:wikipedia
BAJA 1000では、日本で滅多にお目にかかることができない特徴的な車両の面々を見ることができます。
ピックアップトラックやバギーカーを中心とし、
UTVや“バハ・バグ”と呼ばれるVolkswagen BEATLEなど、
改造無制限のトロフィートラックで埋め尽くされます!
参加する車両のほとんどはフロントガラスがなく、
ロールゲージでガチガチに補強されストロークが異様に長い
ショックアブソーバーを使用した独特の外見が特徴のひとつでもあります。
また、クルマの性能だけでなくドライバーのスキルや体力までおが要求されるので、
操舵性・安全性・耐久性・走破性など、
ドライバーとひとつとなってゴール目指せる車両作りが完走への大きな近道となるわけです。
BAJA 1000は世界一過酷なレースのひとつ
BAJA 1000の魅力伝わりましたでしょうか?
あまりに過酷すぎることから、
BAJA 1000は2005年のアメリカで90分のドキュメンタリー映画として公開されたことでも話題になりました。
それほど過酷かつ壮絶なドラマが繰り広げられるレースだということです。
世界には、数々のドラマを生むモーターレースがたくさんあります。
もし、そのようなレースに興味をお持ちであればきっとBAJA 1000の虜になることでしょう。
日本でもBAJA 1000で活躍する車両を見ることができるイベントもごく稀に開催されています。
ぜひこの記事でご興味が湧いた方はそのようなイベントに参加されても良いかもしれません。
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