
あなたのクルマのマフラーは錆びていませんか?
マフラーは、主にリアバンパーの下にある金属製のパーツを指し、消音効果をもたらすことから、クルマを製造する上でなくてはならないパーツの1つです。
エンジンの型式や排気量に応じて、その大きさやフォルムは多種多様。ドレスアップパーツの1つとしても度々使用されています。
そんなクルマの消音装置であるマフラー。普段あまり目にする機会がないパーツがゆえ、錆びついてしまっている可能性があります。
「もしマフラーが錆びてしまうとどうなるのか?」本日はそんなテーマでお送りしたいと思います。
錆びたマフラーに要注意!いきなり爆音を発する可能性あり
マフラーと言えば、クルマの下回りに設置されているパーツです。ですので、パッと見ただけではコンディションの確認がなかなか分かりづらいことでしょう。
定期的にメンテナンスを行なっているクルマであれば問題ないと思いますが、滅多に下回りを確認しないドライバーにとっては要注意。知らず知らずのうちにマフラーが錆びついて、穴が開いてしまっているかもしれません。
万が一、マフラーに穴が開いた状態で走行するとどうなるのか?そうです、消音装置の役割を果たしているのがマフラーですから、物凄い轟音が発生するのは容易に想像できるのではないでしょうか。もちろん、周囲に騒音被害を及ぼすため、違反車として検挙されることは必須でしょう。
錆びたマフラーは車検に通らない可能性大!
車検の項目の1つにクルマの下回りを検査する項目があります。これは、リフトで車体を持ち上げ、クルマの下回りに異常がないかを検査員がチェックすると言うものです。
そもそも人の目でチェックするのですから、錆びていれば「ん?」となるのが一般的ですよね。もし、ご自身のクルマのマフラーが錆びているようでしたら、入念にチェックされるのはマストでしょう。
そもそも、下回り検査の以前に、車検ではマフラー音量の測定が設けられています。アイドリングでどの程度の音量を発しているか?アクセルを踏んだ時にどれほどの騒音を発しているか?など、一定の騒音基準を満たしているかを検査するレーンがあります。
ですので、万が一マフラーに穴が開いていれば騒音検査で引っかかるはずです。とは言え、小さな穴であれば騒音検査をパスすることだってあり得ます。そのため、下回り検査を入念に行い、マフラーが錆びている、もしくは穴が開いている場合は、車検が通らないといった自体になるわけです。
マフラーの錆は騒音などの公害を発生させる!日頃のメンテが重要!

普段あまり気にかけないからこそ、マフラーの劣化には気を配っておく必要があります。
もし、錆びついたマフラーのままクルマを運転すると、突然爆音を発し、周囲に多大なる迷惑をかけてしまう可能性があります。オイル交換のタイミングなどで、ぜひマフラーの劣化具合をチェックするようにしましょう。
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