“クルマ”と言っても、スーパーカーや高級セダンばかりではありません!
我が国には、農道最強のクルマ【軽トラ】があります。
農業用のクルマとして大変重宝されている軽トラですが、
「畑のフェラーリ」や「農道のポルシェ」など、数々の異名を持ち、
農道上では“クルマ界最強の実力を誇る”とまで言わしめる、
日本が世界に誇る2シータータイプの実力派、それが軽トラです!
数ある軽トラの中でも、今回スポットライトを当てるのはSUBARU サンバーです!
SUBARUサンバーの歴史
引用元:SUBARU公式HP
サンバーは、国内自動車メーカーであるSUBARU(旧富士重工業)が
現在も製造・販売するトラックタイプの軽自動車です。
1961年の初代誕生から2012年までに計6回のモデルチェンジを繰り返し、
現在販売されている7代目および8代目以降は、ダイハツ ハイゼットのOEM(他社ブランドの製品を生産すること)となり、
軽自動車でお馴染みのダイハツ工業株式会社が生産を行なっています。
スバルブランドにおいて、サンバーの車名は最も古い商標。
国内における長い自動車の歴史においても、7番目に長い歴史を持つ長寿車種です。
サンバーは、リアエンド床下にエンジンが搭載されていることが大きな特徴で、
大きく重たい荷物を積載する軽トラにおいて、
非常にパワフルかつ安定した走りを実現した車種となっています。
その折り紙つきの実力から「畑のフェラーリ」や「農道のポルシェ」と言われるようになったのが、
SUBARU サンバーということです。
サンバーは農業以外でも大活躍!
引用元:Akabou公式サイト
畑や田んぼで大活躍のサンバーですが、農業以外でも大活躍しています。
たまに街中で“赤帽”とペイントされた軽トラックを見かけたことはないでしょうか?
赤帽とは、引っ越しや荷物の配送、緊急貨物のチャーターなど、輸送に関わる業務を行う組合です。
実は、赤帽に使われている軽トラックこそがサンバーなのです。
赤帽が開業した当時(1975年)、
輸送用に使われる軽自動車は非常に非力で、
耐久性にも優れてはいませんでした。
「一般的な軽トラじゃ赤帽の業務は遂行できない!」と業を煮やした組合員たちが国内の自動車メーカーに打診しましたが、
まだまだ小規模だった赤帽をどのメーカーも気に留めませんでした。
そんな中、赤帽の要望に応えようと前向きだったのがSUBARUなのです。
SUBARUは、高負荷かつ長距離にも耐えられるサンバーを開発。赤帽の多忙な業務にも耐えられる軽トラを開発したのです。
耐久性が大幅に向上したサンバーは、赤帽の組合員たちの間で非常に重宝され今現在でもあらゆるシーンで活躍しているという訳です。
私たちの生活に欠かすことのできない軽トラ!それがサンバー!
地方では農業を、都心では物流に一役買っているSUBARU サンバー。
私たちの生活をあらゆるシーンで支える、なくてはならない存在なのです。
明日以降、もし街中でサンバーを見ることがあればその勇姿を影で応援してあげて下さい。
今後も続くであろうサンバーの進化に期待しましょう!
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