
「畑のポルシェ」や「農道のフェラーリ」などの異名を持つ軽トラ。日本独自に進化し、稲作文化で栄えてきた日本になくてはならない存在です。
軽トラはその名の通り、軽自動車の規格に合わせて作られたトラックで、高い積載量とパワフルな走りを併せ持つ非常に頼もしい存在です。
そんな軽トラの魅力を3つのポイントでまとめてみました。ぜひとも、軽トラの魅力を感じてみて下さい。
昔は三輪が主流!

1960年頃まで、軽トラは三輪車が主流でした。昭和を舞台とした映画やドラマで登場する「ダイハツ ミゼット」などがその代表です。
1960年の前期頃から四輪モデルの軽トラが登場し出し、市場の主流モデルとして人気を集めていました。
前述したように、軽トラは「軽規格のトラック」の略で、軽自動車規格に設計されており、最大積載量が350kg以下のコンパクトなトラックです。
軽自動車規格であるため、通常のトラックに比べ維持費や車両本体価格が格段に安く、全寸が小さいため、狭い農道や住宅街などを縦横無尽に走ることが可能。
軽規格とは言え、非常に力強いトルクを持つエンジンが搭載されているため、悪路走行なども難なくこなす逞しい存在です。
農具やテント用品など大きな荷物でもラクラク積載可能!

コンパクトなボディでありながら非常に広い荷台を有する軽トラ。何と言っても最大の魅力といえば、その積載量です。
先ほど少し触れましたが、軽トラックには最大350kgもの荷物を積載することが認められています。
農業で使うのであれば農具を、引っ越しで使うのであれば家具や家電を、アウトドアで使うのであればテントやバーベキューコンロなど、350kgと言えば大概の荷物が載ってしまいます。
もちろん、積載オーバーした状態で走行すると「過積載」で違反となってしまいますが、よほどのことがない限り、一定量を載せた状態で走行することが可能ということです。
軽トラはカスタムしてもGOOD!

「軽トラをカスタム?」と聞こえてきそうですが、実は今、軽トラのカスタムが大人気です。
軽トラ=作業車と思われがちですが、フルエアロやローダウン、オールペンやリフトアップなど、国内だけでなく世界中で流行りを見せています。
カスタムといえばセダンやスポーツカーという印象が強いですが、ネット通販などでも軽トラ用のカスタムパーツは数多く流通しており、今や「ダサい=時代遅れ」と言われるほど、軽トラは進化しているのです。
また、ドレスアップカスタム軽トラによるレースなども開催されており、大変人気を集めています。
実力未知数!軽トラの実力を侮るべからず!
軽トラの魅力、少しは感じて頂けましたでしょうか?
もはや、「軽トラ=ダサい乗り物」なんてのは、ひと昔まえの話。マイカーにしても良し、週末限定のレジャーカーにしても良し、趣味のカスタムカーにしても良しと、どんなシーンでも軽トラは活躍することでしょう。
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