最近街中で見る機会が増えてきたご当地ナンバー。
2006年10月に導入された新たな地域名表示ナンバープレートです。
本来、自動車のナンバープレートは“多摩”や“神戸”といった
自動車検査登録事務所の所在する地域名のみが表記できましたが、
ご当地ナンバーの登場により自動車検査登録事務所が設置されていない地名でも使用可能となりました。
今回はそんなご当地ナンバーについて解説したいと思います!
街中で見かけた際は、ぜひとも本記事を思い出してみてくださいね。
ご当地ナンバーは全国に29地域
平成27年9月時点でご当地ナンバーは、全国29の地名を表示することが認められています。
それぞれの地名は以下の通り。
【仙台/会津/郡山/盛岡/平泉/世田谷/杉並/成田/柏/川口/川越/越谷/つくば/高崎/前橋/那須/富士山/諏訪/金沢/岡崎/豊田/一宮/伊豆/富士山/鈴鹿/堺/倉敷/下関/奄美】
それぞれの地域にお住いの方なら、街でちょこちょこ見かけたり、
もしかするとお持ちのクルマのナンバーが既にご当地ナンバーに変更されているかもしれませんね。
ご当地ナンバーには、対象となる基準というのが設けられており、
などがあります。
また、使用する地域名は例外を除いて原則漢字で2文字であること、
全国的に認知されている地名であることなどの要項もあり、
厳選なる審査を通った地名こそがご当地ナンバーとして表示することが認められています。
2020年には更に17の地域が追加される♪
現在、30地域で認められているご当地ナンバーですが、
2020年には追加で17地域が導入されることが決定しています。
追加導入される地域は以下の通り。
【知床/苫小牧/弘前/白川/市川/船橋/松戸/市原/板橋/江東/葛飾/
上越/伊勢志摩/四日市/飛鳥/出雲/高松】
今回新たに導入予定の17地域ですが、
2016年5月に行われた伊勢志摩サミットがきっかけで採用されたものや、
逆に、日光・鎌倉・秩父・浦和・熊野・博多など、候補に挙れど実現しなかった地域もたくさんあります。
一口に「ご当地ナンバー」と言っても、さまざまな地域の方の想いが詰まってやっと実現するということです。
カラフルデザインの図柄入りご当地ナンバーにも注目♪
引用:国土交通省
2018年10月より“地方版図柄入りナンバープレート”が導入されます。
これは、その地域特有の文化や歴史がデザインされたナンバープレートのことで、
福山市であればプロ野球広島カープを、
熊本であればご当地キャラクターのくまモンがプリントされたナンバープレートを装着することが可能となる予定です。
これまでのモノクロなプレートではなく、非常にカラフルなデザインのナンバーが使用されるため、
バラエティに富んだナンバープレートを街中で見る日は近いということです。
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