
“日本車は優れている”
テレビや人伝てなどで一度は耳にしたことがあるフレーズではありませんか?
確かに、旅行などで海外に行くとあらゆるシーンで日本車が活躍している所を見かけます。
一般車やタクシーを始め、バスやトラックまでもが日本車ばかり。東南アジアを中心に世界中に日本車は活躍の場を広げています。
ただ、ここである疑問が挙げられます。「本当に日本車は優秀なの?優れている点ってなに?」と言うこと。みんなが口を揃えて「日本車は優秀だ!」と言うから鵜呑みにしているものの、実際にどんな点がすぐれているのでしょうか?今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。
そもそもどうして海外で人気なの?

旅行や海外へ赴任した時によく見る日本車ですが、そもそもなぜそこまで人気が高いのでしょうか?その理由は大きく分けて、
・日本の車検制度
・日本の道路環境
・日本人の物を大切にする精神
の3つが挙げられます。
世界的に見ても日本の車検制度というのは珍しく、車検がない国は多くあります。特にアジア圏では、車検の文化がないため、故障したら自分たちで修理するというのが一般論。
日本国内においては、2年に一度車検を受けることが義務付けられており、厳しい審査基準を満たしたクルマでないと走らせてはいけない決まりとなっています。
そのため、多くのクルマが非常に良い状態で保たれているので、海外の人々にとっては優れていると映る訳です。
また、海外のように未舗装の道路がほとんどない国なので、ホコリや砂利などで車体を傷める機会が少ないのもポイントの1つです。
それに加え、何より日本人の物を大切にする気持ちがクルマを長持ちさせ、海外で人気を集める理由になっているのです。
国産車が優秀と言われる理由は?
では、実際に日本車は優れていると言われる理由とは何なのでしょうか?
日本車が優れていると言われる所以は、何と言っても小型化・軽量化に特化しているという点ではないでしょうか。もちろん、ヨーロッパなどでもコンパクトカーが普及している国はたくさんあります。
ただ、やはり日本の軽自動車の価格・燃費・性能にはどの国のクルマを及ばないでしょう。
軽自動車は価格が勝負です。低価格な中にも、充実した装備・高い安全性能・低燃費など、技術を集約させなければなりません。
ただ考えてみてください。日本の軽自動車って本当に素晴らしいと思いませんか?アクセルを踏み込めばコンパクトカーのような走りを実現し、十分に確保された車内空間。ブレーキアシストやアイドリングストップのような安全装備など、ひと昔前の軽自動車とは比べ物にならないほど、充分すぎるほどの機能が備わっています。
輸入車でこの価格帯でこれほどまでに充実したものはないはずです。
もちろん軽自動車だけでなく、コンパクトカーやセダン、ミニバンやSUVなども同様です。
つまり、低価格と高性能を兼ね備えた日本のクルマは、やっぱり優れているということです。
日本車は優秀!素晴らしいクルマの数々

もちろん輸入車も素晴らしいクルマがたくさんあります。高級感の溢れるもの、最新技術を搭載したクルマなど、お金を積めばいくらでも良いものが買える時代です。
しかし、日本車は低価格でありながら高性能であるといった特徴を持っています。普段街中で何気なく目にする国産車。実は自動車メーカーの努力の賜物です。ぜひ一度そういった観点からクルマを見てみて下さい。きっと国産車の優れた部分に目が行くと思いますよ。
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