
少し前の話になりますが“世界衝撃映像”的な番組で
【トラックに家一軒を丸ごと乗せてお引っ越し】みたいな衝撃的な内容が放送されていました!
はじめ見たとき「なにこれ!?どういうこと??」となりましたが、
文章の通り人間や家具だけが引っ越す訳ではなく、
家一軒丸ごとトラックに載せて引っ越すのです!われわれ日本人の感覚ではとうてい理解不能です。笑
そんなぶっ飛んだ発想を持つ国こそが、ラグビー大国であり太平洋に浮かぶ楽園!
そう、ニュージーランドです!
今回は、そんなクレイジーな国ニュージランドの引っ越し事情について迫りたいと思います!
引っ越しは命がけ!?ニュージーランドの引っ越し事情!

何度もお伝えしていますが、ニュージーランドの引っ越しは『家ごと』です。
私たちの引っ越しの感覚といえば“引っ越し先や部屋を決め、
家具や家電を動かしたのちに自分たちも移動する”と言うのが一般的です。
しかし、ニュージーランドの引っ越しは桁外れ!
まずは移り住みたい場所を決め(ロケーションや土地の値段によって決める)、
その後引っ越し業者に依頼し、トラックに家一軒丸ごと載せて数時間から数日かけて
お目当の場所まで家を移動させるといった様子。
トラックに乗らない場合は家を解体しちゃう!

トラックの積載量には限りがあるため、
屋根や部屋、駐車場などをバラバラに解体させた上で載せるケースも多々あるようで、
家をどう切り分けるか?どのように負荷なくトラックに載せるか?
など、移動前から業者たちの戦いは始まっているのです!
移動中は超慎重に!障害物だらけの道中!

いざ準備完了!となったとしても、積載物は家丸ごと一軒です。笑
万が一のことがあっては依頼主にかなりの迷惑・損害を与えてしまいます。
目的地までの最短かつ最善のルートを決め、
「歩いた方が早いんじゃないの?」と思わず言いたくなるようなスピードで移動し、
慎重かつ丁寧に細心の注意を払って目的地を目指します!
もし道路標識などで進むことができなくなった場合は、
標識を引っこ抜いたり曲げたりと、ありとあらゆる方法で突き進みます!
その辺りはさすが海外!といった感じですね。笑
目的地に着いたら家の復旧作業!
長い道のりを終え、目的地に到着したら最後の仕上げ!家の復旧です。
引っ越し業者は家を解体させたかと思うと、
トラックを運転し更には家の復旧と「大工さん+ドライバー」のような職人技で
依頼者の引っ越しのお手伝いを行います。
引っ越し前にバラバラに解体した家も、あっという間に元通り!見事に引っ越しを成功させると言うわけです。
ニュージーランドの引っ越しは日本じゃ考えられないスケール!
ちなみに日本で同じような引っ越しを行うと、
・道幅が狭く走行できない
・コストが掛かり過ぎて従来の引っ越しの方が割安
・そもそも電柱などの障害物が多過ぎる
などの弊害が生まれてきます。
「家一軒丸ごと引っ越し」は、
道路も広く豪快なニュージーランドという国だからこそ実現可能な方法なのかもしれません。
ニュージーランドに行くことがあれば、もしかすると目撃することができるかもしれません!
日本に居てもあらゆるシーンでトラックは活躍しています。
ただ、今回は“トラック”と言っても、
こんな活躍の仕方があるんだ!ということを知って頂きたくご紹介させて頂きました!
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