ゴールデンウィークやお盆休みなど、
大型連休になると全国各地の高速道路で大渋滞が巻き起こります。
「○○道が40㎞の渋滞だって!」なんて話、今や珍しくも何ともありません。
そんな渋滞中に気を付けたいことといえば、そうです。ガス欠です。
ひとたび渋滞中にガス欠を起こすと、周囲に迷惑をかけるほか、自分自身も心身共にダメージを負ってしまいます。
今回は、そんなもしもの時のための対処法についてお話しさせて頂きます。
ガス欠は他人事ではありません。しっかりと自分自身と照らし合わせて予防に努めましょう。
高速道路でまさかのガス欠!違反になるの?
高速道路でガス欠…考えるだけで背筋がゾッとしますよね。
実は、高速道路でガス欠を起こした場合
【道路交通法第75条の10(自動車の運転者の遵守事項)の違反】
となり、高速自動車国道等運転者遵守事項違反が適用されてしまうのです。
「ん?難しくてよく分からないぞ」
そう思いませんか?
簡単に言うと
【高速に乗るときは、あなたのクルマの状態をベストにしておいてね!
もしトラブルがあったら違反になりますよ!】
と言うことです。
違反者には2点減点、普通車で9,000円程度の罰金に課せられると言うことです。
つまり高速道路でガス欠を起こすと違反になるということ。
高速道路を走る前は、ガソリンの残量チェックは当たり前のこと、不備や不調がないかしっかりと確認するようにし
ましょう。
もしガス欠してしまったらどうすればいい?
万が一、ご自身が運転するクルマが高速道路でガス欠した場合、どのように対処すれば良いのでしょう?
まず大前提として、クルマを運転する前に残りの燃料のチェックを怠らないように!もし、高速を走っているときに「ガソリンが少ないな…」と感じたら、すかさずサービスエリアに寄って給油を行うようにしましょう!
それでも尚、ガス欠を起こしてしまった場合、できる限り広い路肩にクルマを停止させるようにしましょう。
その際は、必ずハザードランプを点灯させ、
後続車または走行するクルマにその意思を表示する必要があります。
また、停車後は発煙筒で後続車に自身の存在を知らせ、
三角停止表示板を設置し二次災害が起こらないよう努めましょう。
その後、JAFなどのロードサービスに電話し応援を待つようにしましょう。
もちろん携帯電話での連絡が最良ですが、
万が一お持ちでない場合、高速道路上の1㎞ごとに設置されている非常電話から救援を呼ぶこともできます。
ガス欠は違反になる!事前準備で予防しよう!
ガス欠は違反になるということがお分りいただけたかと思います。
ひとたび高速道路上でガス欠になると、周囲に迷惑をかけるだけでなく、
身体的・精神的・金銭的なダメージを受けてしまうのがガス欠の怖さです。
ご自身が、当事者とならないよう日頃からガソリンの残量には細心の注意を払うようにすることが大切。家族や友人たちを楽しく休日を過ごすなら、安全・安心のドライブを心がけるようにしましょう。
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