
クルマを所有していると定期的にやってくるのが「車検」です。
日本の法律では一般的なクルマの場合、2年に一度クルマの検査いわゆる「車検」を受けることが義務付けられています。もし車検を受けていない状態でクルマを走らせると罰せられるのはもちろん、道路や周囲に大きな危険を及ぼす可能性だって考えられます。
そんなクルマにとってビックイベントである車検ですが、改造や故障をしていないノーマル車でも通らない可能性は十分にあります。
せっかく貴重な時間を割くわけですから、一度で検査を終えたいものです。そこで今回は、車検を通す前に確認しておくべき3つの項目についてお話しようと思います。車検を控えている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
検査の前に消耗品はチェック

専門業者に車検を委託するなら安心ですが、もしご自身で車検に行かれる場合、消耗品のチェックは必須です。
消耗品とは、
・エンジンの冷却水
・エンジンオイル
・ブレーキフルード
・タイヤの溝
などなど。
もし業者に依頼して交換をお願いすると、それなりの値段を請求されることが多々あります。発煙筒などの不備でさえ車検は通りませんので、もし無くなってしまっている場合、ホームセンターやカー用品店などで500円程度から購入することができます。
光軸調整は済ませておく

光軸調整とは、簡単に説明するとヘッドライトの高さを調整する作業のこと。実は、ヘッドライトってクルマの振動などで段々と下向きになってくるのです。
車検を行う場合、ほぼ100パーセントの確率でこの「光軸」が引っかかるため、あらかじめ調整しておく方が賢明です。
ちなみに、車検場の近くに「テスター屋」と呼ばれる模擬車検が受けられるお店があるはずです。こちらにクルマを持っていくと、車検が取るように手を加えてくれます。もちろん有料ですが、時間短縮のためにも利用したいサービスです。光軸調整だけなら2000円〜が大体の相場でしょう。
メーター関係は正常かを確認

当たり前の話ですが、各警告灯が点灯しているようでは車検は通りません。
警告灯とは、
・エンジン警告灯
・ブレーキ警告灯
・シートベルト非装着警告灯
・充電警告灯
・半ドア警告灯
などなど。
こちらに関しては、車検を語る前に、安全運転が脅かされるものばかりです。ですから、もし普段の運転中に各警告灯が点灯した場合、すみやかに点検・修理を受ける必要があります。
とは言え、早々点灯するものでは無いはずですから、車検の前に軽く確認する程度で大丈夫でしょう。
まとめ
車検と言えばクルマのオーナーからすれば一大イベントです。費用や時間が掛かる上、ノーマル車でも一度で車検をパスしない場合も多々あります。
日頃の点検整備はもちろんですが、今回挙げた3つの項目は事前にしっかりと確認しておく必要があります。
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