
軽自動車の販売台数は、トップにN-BOXが君臨し続けています。
2018年の上半期でも、N-BOXは唯一の10万台を売り上げており、
国内では圧倒的な販売台数を維持し続けています。
そのN-BOXに食らいつこうと上位に入ってきたのがスズキのスペーシアです。
スペーシアは2017年末にモデルチェンジが行われ、
新しいスペーシアへと変わりました。
この変更点がかなり好評で、前年度よりも4割近くも上半期で売上を伸ばしています。
家族向けに更に利用しやすい車へと変わった

スペーシアは元々ファミリー層をターゲットに開発された車です。
しかし、N-BOXに後塵を拝すようになり、
徐々に人気が下火になったとも言われていました。
そこでスズキはモデルチェンジを敢行し、
より家族向けに運転しやすい車へと変えたのです。
まず全体的にボディーを丸く見せるようにして、
女性に親しみやすいデザインへと変えると同時に、
カラーバリエーションを増加させました。
上下で異なるカラーも可能になり、
色々なカラーのスペーシアを販売させられるようになりました。
また、車内のシートを移動しやすくして、
自由な形に変更可能にしました。
これまでは一定の距離までしか詰められなかったシートも、かなり前席に近づけられるようになり、
家族の距離を近づけるようなシート構成に変えたため、より会話などが行いやすくなりました。
スペーシアは車高にも気を遣っており、
これまで子供が乗り降りしづらい高さをかかえていましたが、
モデルチェンジによって車高が下がり、乗り降りが行いやすくなりました。
この部分はN-BOXに対抗して変更した要素です。
安全設備も揃えられてより安心な運転へ
スズキの安全設備はスペーシアに全て導入されており、
スズキセーフティーによってもしもの事故を防止しています。
レーダーブレーキサポートはバックの際にも発生するように変更され、
ちょっとした事故も防止できるようになりました。
また、フロントガラスに投影されるディスプレイをスペーシアでは採用しています。
必要な情報はディスプレイに表示されるので、あらゆるところを見渡す必要がありません。
このディスプレイを動かすために、スペーシアには全方位に対応しているカメラが装着されています。
もちろん燃費面での改善も図られていますし、
モーターによって静かに走り出せる車へと変えられました。
こうしたスペーシアの安全設備や燃費という部分も劇的に変更され、
より多くの方が満足できる車へと変わったのです。
今後さらに売上台数を伸ばす可能性は十分にあるでしょう。
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