
ブリヂストンやヨコハマタイヤ、ミシュランやグッドイヤーなど、世界にはクルマ好きのみならず多くの人々が知るタイヤメーカーが多数存在しています。
どのメーカーもそれぞれに違った特徴を有し、利用用途やドライバーの好みに合わせて、世界中のありとあらゆるシーンで活躍しています。
そんなメジャーなタイヤメーカーの影に隠れて、世界には少しマニアックなタイヤメーカーがあることもお忘れなく。本日の主役は「世界のコアなタイヤメーカー」です。あなたはいくつご存知ですか?世界のコアなタイヤメーカーまとめ、ぜひ楽しんでいって下さい。
MRF/インド

MRFというタイヤメーカーをご存知でしょうか?
MRFはインドのチェンナイに本社を置くタイヤメーカーで、実はインド最大のメーカーでもあります。1946年にマドラス・ラバー・ファクトリーの名称でゴム風船の製造を開始。およそ6年後の1952年にタイヤの接地面に使用されるゴムの製造をスタート。その実力が買われ、瞬く間にインド国内で50%以上ものシェアを占めるようになりました。その後、1961年に本格的にタイヤ自体の製造を開始。国内のみならず、世界から注目を集めるタイヤメーカーとなりました。
日本国内でのシェアはごく僅かなため、よほどのマニアでない限りMRFを知る人は少ないのが現状。ただ、やはりインド国内においてのMRF人気というのは現在でも不動のものとなっています。
クーパータイヤ/アメリカ

クーパータイヤは、アメリカ、オハイオ州フィンドレーに本社を置く「クーパー・タイヤ・アンド・ラバー」が製造・販売する自動車タイヤです。主に乗用車やトラック用のタイヤ製造を行なっており、子会社ではあるもののオートバイ用タイヤやレース用タイヤなども製造販売を行なっています。
日本ではあまり馴染みのないタイヤメーカーですが、アメリカ国内ではグッドイヤーに次いで2番目に大きな規模を誇るメーカーです。
また、世界中におよそ60もの生産設備や販売会社、技術開発部門や設計部門を有しており、1万3,000人を超える従業員を抱えるビッグカンパニーです。
クムホタイヤ/韓国

クムホタイヤは1960年の韓国で生まれたタイヤメーカーです。設立当時は、ハンコックタイヤやネクセンタイヤなどと肩を並べ、韓国国内では人気を集めていたタイヤメーカーでした。
しかし、業績悪化から2009年には中国は青島にあるタイヤメーカー「青島双星」の参加に入ることとなりました。
日本国内ではオートバックスで購入することが容易で、高い技術と低価格で高評価を得ています。
また、韓国の航空会社「アシアナ航空」はクムホグルームが新規事業として設立したことでも知られています。
世界にはまだまだコアなタイヤメーカーがいっぱい!
みなさん、1つでもご存知のメーカーはありましたか?もしかするとクルマ好きの方なら全てご存知だったかもしれませんね。
どのメーカーも日本国内での認知度は低いかもしれません。しかし、世界規模で見てみると決して低評価ではない、実力を持ったメーカーばかりです。
もし、タイヤ屋さんやカー用品店などでみる機会があれば、一度購入を検討してみるのもいいかもしれません。
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