男性がコンパクトカーに乗るというのは、
少し人の目が気になってしまうかもしれません。
コンパクトカーは、女性向けというイメージも比較的強く、
男性は手を付けない傾向が確かにあります。
しかし、最近モデルチェンジが行われたトヨタのヴィッツは、
男性でも乗りやすいコンパクトカーに仕上がっています。
その理由は見た目のカッコよさを追求した点とコンパクトカーの良さを両立させているからです。
ヴィッツは男性にも乗りやすいコンパクトカーを追求した

ヴィッツは1999年から販売され、
多くの方に好かれているコンパクトカーです。
初代は男性にも乗りやすい見た目として販売されていましたが、
2代目のモデルチェンジによって全体的に丸みを帯びたデザインに変更されました。
このデザイン変更で男性向けというイメージがなくなり、
女性向けに作っている車と思われてしまい、
ヴィッツは女性の車というイメージを持ってしまったのです。
このイメージを改善させるために、ヴィッツは男性にも乗りやすいコンパクトカーに変更しました。
丸みを帯びたデザインから一新

一番改善させたポイントは見た目です。
丸みを帯びたデザインから一新させ、車の下をエッジの利いたデザインに変更させました。
全体的に丸いというより、上の部分だけは丸いイメージを持たせて、
下の部分は男性にも好かれやすいデザインを取り入れたのです。
このデザイン変更によって、ヴィッツは男性にも運転しやすいコンパクトカーになりました。
コンパクトカーの良さである運転のしやすさ、
そしてコンパクトカーでも社内の快適性を追求した部分は変更されておらず、
むしろいいところはしっかりと伸ばして悪い部分の改善を図った車なのです。
ハイブリッドモデルの登場で更に販売数アップ
ヴィッツはこれまでガソリンエンジン仕様の車のみ販売していましたが、
3代目となった2017年にマイナーチェンジを行い、ハイブリッドモデルを販売しました。
従来まで燃費がいいとは言えなかったヴィッツですが、
ハイブリッドモデルでは1リッター34キロという燃費を実現しています。
ハイブリッドモデルでも、車内の快適性を生かせるよう、
バッテリーやエンジンの改良が施されました。
車内に大きなバッテリー等を設置しないために、
バッテリーの小型化などを目指してヴィッツ専用のハイブリッドモデルが開発されたのです。
この影響により、ハイブリッドモデルも車内の快適さなどは変わっていません。
燃費が向上しているヴィッツにより、販売台数も徐々に伸び始めています。
男性にも運転しやすくなり、燃費の部分で維持費用の負担も軽減されるヴィッツは、
これからさらに販売台数を増やすかもしれません。
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